シークレットヒトラーのルール

Tabletop Simulatorでやりたかったからルールを訳した

ボードも一部訳してワークショップにアップロードしたけどこれ人権侵害カードと違ってルールさえわかれば英語版でもよかったよね

2016-01-18_00002

戦前のドイツへようこそ。シークレットヒトラーでは、ドイツ人政治家であるプレイヤー達が、流れに乗ってその勢いを増しているファシズムを止めるため、リベラル政府をまとめあげようと奮闘します。
ただし…隠れヒトラーと、隠れファシストにはお気をつけて。

概要

ゲームの開始時には、全のプレイヤーは全3つの役である「リベラル」「ファシスト」「ヒトラー」より1つが秘密裏に与えられます。
ヒトラーと、ヒトラーが誰かを知っているファシスト達はファシスト側としてプレイしますが、ヒトラーには誰が仲間のファシストかはほとんどの場合知らされません。リベラルは誰が誰なのか知ることは出来ません。
リベラル側は5つのリベラル政策を通すか、ヒトラーを殺すことにより勝利となります。ファシスト側は6つのファシスト政策を通すか、ヒトラーがゲーム後半に首相に選ばれると勝利となります。
ファシスト政策が施行されるたび政府は強力になり、大統領は新しい権限を増やしていきます。リベラル側ですら場を制するため、そして自身の敵を暗殺するためにファシスト政策を通したくなるかもしれません。

目的

全てのプレイヤーは秘密裏にリベラル側かファシスト側に属しています。

もし以下の条件が1つでも満たされれば[b]リベラル側の勝利[/b]となります。:

  • 5つのリベラル政策が施行される。
  • ヒトラーが暗殺される。

もし以下の条件が1つでも満たされれば[b]ファシスト側の勝利[/b]となります。:

  • 6つのファシスト政策が施行される。
  • 3つ目のファシスト政策が施行された後にヒトラーが大統領となる。

準備

プレイ人数に合わせてファシストボードを取り換え、リベラルボードの横に置きます。11枚のファシスト政策カードと、6枚のリベラル政策カードをシャッフルし、裏向きにして[b]DRAW[/b]に置きます。

全てのプレイヤーは役割を書いたカードと党員カード、そして2つの投票カードが入った封筒が必要です。以下のテーブルを参考にどう分けるかを決めましょう。

PLAYERS| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10
—————————————————–
Liberals | 3 | 4 | 4 | 5 | 5 | 6
—————————————————–
Fascists | 1+H | 1+H | 2+H | 2+H | 3+H | 3+H

封筒に入れ終わったら、役割が誰にもわからなくなるようにシャッフルすることを忘れずに。全てのプレイヤーはランダムに1個封筒を受け取ります。

ヒトラーに加えて正しい数のファシスト達を追加するのを忘れないようにしましょう。

全てのプレイヤーが役割カードを手に入れ、確認したらランダムに大統領を選び、大統領に大統領と首相の役職表示札を渡す。

プレイヤーが5-6人の場合、全てのプレイヤーに対しこう話しかけましょう:

“全員目を閉じてください。(右クリックでBlindfoldを選択してください。)”

“ファシストとヒトラーは目を開けてお互いを確認してください。”

[しばらくの間待つ]

“全員目を閉じて手を元の位置に戻してください。”

“全員目を開けてください。わからない所があったり何かうまくいかないことがあれば今言ってください。”

プレイヤーが7-10人の場合全てのプレイヤーに対しこう話しかけましょう:

“全員目を閉じて、手を前に出してください。”

“ヒトラーは目を閉じたまま、親指を上げてください。”

“ヒトラーではないファシストは目を開けてお互いを確認してください。”

“親指を上げている人がヒトラーですので、ファシスト達は覚えておいてください。”

[しばらくの間待つ]

“全員目を閉じて手を元の位置に戻してください。”

“全員目を開けてください。わからない所があったり何かうまくいかないことがあれば今言ってください。”

ゲームプレイ

シークレットヒトラーはラウンド制で遊びます。
全てのラウンドでは政府を作るための選挙、 立法、そして大統領権限の発動が行われます。

選挙

国を前進させるため、政府を選ぶ必要があります。しかし、もし力が悪の手に渡れば国家全体を危機に陥れる可能性があるので自分が持っている情報についてよく考えましょう。

1. 大統領候補を変える
ラウンドのはじめに大統領の役職表示札を時計回りに隣の人に渡します。例え前ラウンドで政府の一員だったとしてもその人が大統領候補となります。

2.首相を指名する
大統領候補は首相候補を役職表示札を、首相になる資格のある人に渡す事により指名します。前ラウンドで政策を通した人は首相候補に離れません。

[NB:5人でプレイしている場合, 前回の首相のみが無資格となり、前回の大統領を指名することは可能となります。それ以外の場合では前回の首相、大統領ともに指名することは出来ません。]

3. 政府に投票
大統領候補が首相候補を決めたら、候補者を含めた全員が政府に対して投票を行います。投票用紙を目の前に置くことにより準備完了であることを示します。全てのプレイヤーが準備完了となるまで議論は続け、全員準備完了となったら同時にカードをめくり、どう投票したか分かるようにしましょう。

50%以上の人間がja!に投票した場合、大統領候補と首相候補はそれぞれ大統領と首相となります。

ファシスト政策がすでに3つ以上施行されていた場合、新首相にヒトラーかどうか聞き、もしその人がヒトラーであった場合自分の身分を明かし、その時点でファシストの勝利としてゲームは終了します。

そうでなければ、そのまま立法期に進みます。

投票が同点であったり、ほとんどのプレイヤーがnein!に投票した場合、大統領役職表示札は時計回りに横のプレイヤーに渡し、選挙トラッカーを1つ分動かします。

選挙トラッカー:3回連続で政府が拒否された場合、もうどうでもよくなった大衆が自らの手で舵を取り、一番上の政策カードを引き施行します。これによって得られた大統領権限は発動することは出来ませんが、全てのプレイヤーが次回のラウンドで首相候補になることが出来ます。

選挙トラッカーは大衆によって施行されるか、政府が選ばれたら最初の位置に戻します。

立法

新しく作られた政府は大衆の要求を聞き、導かなくてはいけません。しかし計画を進めるために混乱を起こす人に気をつけなければ、不幸への道を歩んでしまいます。

大統領は政策デッキから上の3枚を引き、確認したあと裏側にした状態で捨て場に置き、残りの2枚を首相に渡します。首相はそれを確認し、1つを裏側にして捨て場に置いた後、最後の1枚を表向きにして所定の位置に置くことにより施行します。

立法はとても神聖であるため、大統領がカードを引き始めたら政策が施行されるまで政府のメンバーは黙らなくてはいけません。それが終わったら何をしたか(もしくは嘘を)話し始めても結構です。首相か大統領のどちらかがファシストである可能性を忘れないようにしましょう。

捨て場にいった政策カードは知られてはいけません。なぜこれが施行されたかは、ウソを付くことも出来る大統領と首相の言葉全てが全てとなります。

立法の最後で政策デッキが3枚未満になった場合、捨て場よりカードを戻し必ずシャッフルします。何が使われていないかは開示されてはいけませんし。

政府がリベラル政策かファシスト政策を施行した後に大統領権限を獲得しなかった場合はそのまま次のラウンドに進みます。もし政府が大統領権限を得るファシスト政策を施行した場合、権限執行フェーズに進みます。

権限発動

運命か選択かによって国がファシズムに近づき、大統領に計画を進めるための新しい権限を与えた。

大統領は誰の話を聞いてもいいし、誰でも大統領に意見してもいいが、最終的に決断を下すのは大統領となります。大統領が権限を発動したあとは、新しいラウンドが通常通りに始まります

大統領権限

ファシストボードを見ればどのような大統領権限があり、付与されるのかが確認できます。大統領はその権限を必ず使わなくてはなりません。

忠義を確かめる

大統領はまだ調査されていない人に対し「正当な権限をもって『プレイヤー名』を調査します。」と言うことによりその人を調査することができます。大賞プレイヤーは党員カード(役のカードではない方)を大統領に渡し、確認後元のプレイヤーに返します。大統領は調査結果について好きに話しても(嘘をついても)構いません。

特別選挙

大統領は役職表示札を渡すことにより好きな人を次の大統領候補として名指しすることが出来ます。次のラウンドでは指名された人間が首相候補を指名します。このラウンドが終わった後は大統領候補の順番は元々のものに戻ります。

政策の覗き見

大統領はこっそりと上から3枚のカードを盗み見て、戻すことが出来ます。戻す際、順番を変えてはいけません。

処刑

大統領はプレイヤーを1人「正当な権限をもって『プレイヤー名』を処刑します。」と言うことにより処刑します。処刑された人間がヒトラーであった場合、その人は身分を明かしゲームはリベラル側の勝利として終わります。プレイヤーがヒトラーではなかった場合、身分は明かさずゲームを続行します。処刑された人間はゲームから除外され喋ることも投票することも立候補することも出来なくなります。

拒否権:5つのファシスト政策が施行されると、政府は政策についてさらに強大な力を手に入れます。通常通り大統領は3枚カードを引き、1枚捨てた後首相に渡しますが、首相は片方の政策の施行をする代わりに「拒否権を発動したい。」と言うことが出来ます。大統領がそれを承認した場合、両方の政策は捨てられ、大統領候補が隣の人に移りそのまま通常通り次のラウンドとなります。大統領が承認しなかった場合は首相は片方の政策を施行しなくてはなりません。

拒否権は動きのない政府を象徴するため、拒否権が行使されるたび選挙トラッカーを1つ進めます。

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